2013年06月14日

経営パワー大全

ひさびさのアップですね!最近はサイードの「オリエンタリズム」をコツコツ読んでます...全然終わる気しねー ^^;;
というわけで、ひさびさにビジネス書というか自己啓発書っぽいものを読んでみました。ページ数はぶ厚めですが、めちゃさくっと読めます!




自己啓発書です。いろいろな経営者の人の言葉を集められたものなので、「俺がひたすら語るぜ〜」といった本ではありません。といっても、経営理論を書かれた本ですよ、というほどフォーマルなものでなく、「うわー、読んでると起業したくなるわー」とか「わかるわ〜」といった本です。というわけで、起業家向けの自己啓発書で、それ以上でも以下でもないような気がします。

だけど、面白かった!
(↑自己啓発書にとって最大の褒め言葉)
posted by 山崎 真司 at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発

2013年03月20日

幸せな未来は「ゲーム」が創る



わたしは、大学時代はもっぱらゲームとコンピュータいじりの日々を送ってました。といっても、私はアーケードの対戦ゲーム專門で、ゲームセンターで対戦したり、大会に出たり、遠征と称して他の地域にいって対戦したりといったことをしていました。その時には「極めぐせ」や「物事を学習するプロセス」を学んだと思います。「なぜ、なぜを繰り返せ」とか、「同じミスをするな」とか、「ひたすら記録しろ」といった習慣はこのゲームで身につけました。


しかし、そんな約20年前と今ではゲームもすっかり様変わりしています。話題のソーシャルゲームは別にして、MMO(Massive Multiplayer Online 大規模多人数同時参加型ゲーム)といわれるゲームが今の主流でしょう。その上の話が、この本”幸せな未来は「ゲーム」が創る”です。

私もMMOは一切やったことないのですが、たとえばワールド・オブ・ウォークラフトでプレヤーの総プレイ時間はこの本執筆時点(2011年)で593万年です。単純に考えれば、1日12時間のフルタイムワークを約12万人が100年やっているだけの作業時間になります。これだけの時間があれば、機械を使わないでもピラミッドを10個作った上で、現代の哲学を一変させてから、ゴールドバッハ予想を解決するかもしれません。

この本では、まず幸せという縦糸でゲームを読み解きます。たしかに、ゲームが与える「興奮状態」や「他人とのつながり」からくる満足感といったもの、そしてたとえ負けても「楽しい」と思わせる幸福感がゲームにはあります。他人とのつながりという点ではMMOのプレイヤーはギルドと言われるチームを作って他のプレイヤーと協調し、またゲームの攻略やコツなどの資料を他のプレイヤー達と一緒にwikiのような仕組みを使ってデータベース化したりといった能力があり、「他人とのつながり」から幸福感を得ることが上手そうです。


また、様々なシリアスゲームを紹介しています。このシリアスゲームというのは、ゲームを実社会に応用するというものです。例えば、「ロストジュールズ」(”エネルギーを減らす”の意)というゲームは、現実の電力消費を減らすことがゲームになっています。


また、「ワールド・ウィズアウト・オイル」というゲームは石油危機がはじまったらどうするかというストーリーを作って、その対処をみんなで考えるゲームです。


これらのシリアスゲームは、実際の問題解決案を出すだけでなく、参加者の目を社会の問題に向けさせ、そして自分たちに出来ることがあるという自己効力感を与えるといった効果もあります。


ゲーム脳とかいっている人がいましたが、むしろこれからはゲーム脳なしではいられない時代なのかもしれません。みんなで選んだ政治家が問題を解決するのか?それとも、ボトムアップで解決策を出していくのか?現実解は1つだけな気がします。


著者のジェイン・マクゴニガルのTEDトークはこちらです。

posted by 山崎 真司 at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | その他、ビジネス書

2013年02月24日

エティカ



有名だということは知っていたのですが、それ以外はあんまり知らなかったスピノザのエチカをようやく読んでみました。このエチカは、幾何学的方法で書かれたということで、定義と公理から定理を証明していくというような形式なのですが、ウィトゲンシュタインのような明晰さとは少し違う気がします。読んでいると、「いやいや、前提がアレだし...」と思ってしまうのですが、比較されるべきデカルトと比べると、かなりしっかりしているでしょうか。

スピノザの主張のポイントは、デカルトやスコラ哲学と違い神が超越的な存在でなく内在的な存在であるという考え方でしょう。通常の考え方では、神は(今風に言えば宇宙誕生のはじまりのきっかけという)世界の第一原因として、また世界の存在し続ける原因として、世界の外部者という位置付けになります。一方で、スピノザにおいては神は無限の存在ではありますが、世界の外部にあるものではないということになります。

これは、私たち日本人の感覚に近い汎神論(万物に神が宿る)といったものに近いでしょう。といっても、実際の記述を読むと安易に、「日本人のような八百万の神」とイメージするのは迂闊で、西洋的な神とは質的には違う哲学の神(無限や世界の定義上必要な理念上の神)といったイメージでしょうか。


ところで、このエチカを課題本にした読書会が昨日あったのですが、話を聞くと名古屋では何故か中公版がほとんど手に入らなかったそうです。大きな書店でもジュンク堂になんとかあったそうですが、それ以外では全滅だったらしいです(←今は、流通が賢いので状況が違うかもしませんが) なに?もしかしてスピノザブームktkr?


ちなみにこの解説本はいっぱい売ってたそうです。原典よりも解説書の方がメジャーなのね^^;;

posted by 山崎 真司 at 06:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学、人生論

2013年02月23日

機械との競争



基本的にはよく言われていることがまとまっているという印象です。カーツワイルの未来予測系の本+ワークシフト+かつての超大国アメリカを読んだ後では、想定範囲から出る内容はほとんどない気がします...といっても、タイトル通りの”機械との競争”という論点でまとまっているという点では貴重なのかもしれません。

ちなみに訳者じゃない人の解説が入っていますが、いきなり全否定すぎてウケました。僕はそっち派じゃなくカーツワイル派なので、「ムーアの法則は経験則にすぎない」とかいってこの本を否定するのはいささか無邪気な気がしますが。

あわせて是非読みたい(w  (←あわせなくても!)





posted by 山崎 真司 at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発

2013年02月12日

現象学とは何か



タイトルが超ミスリーデイングです。このタイトルから受ける印象は入門書ですが、フッサールの本をひと通り読んでから読むべき本です。よってあんまりわかりませんでした^^;;

あと、著者の文体が昔のドイツの本の訳書みたいなので、非常に読みにくいです。いちいち、ドイツ語で言い換えたり、複雑な構造の一文が4,5行続いたり。現代文の問題みたい..

「ともかくイデーンI,IIを読め、話はそれからだ」
と言われていることは分かりました><)

※リンクを貼ろうと思いましたが、あまりに高くて貼りません^^;;


素直にはじめは「こちらを読むべき」ということみたいです。


posted by 山崎 真司 at 22:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 哲学、人生論