2013年06月14日

経営パワー大全

ひさびさのアップですね!最近はサイードの「オリエンタリズム」をコツコツ読んでます...全然終わる気しねー ^^;;
というわけで、ひさびさにビジネス書というか自己啓発書っぽいものを読んでみました。ページ数はぶ厚めですが、めちゃさくっと読めます!




自己啓発書です。いろいろな経営者の人の言葉を集められたものなので、「俺がひたすら語るぜ〜」といった本ではありません。といっても、経営理論を書かれた本ですよ、というほどフォーマルなものでなく、「うわー、読んでると起業したくなるわー」とか「わかるわ〜」といった本です。というわけで、起業家向けの自己啓発書で、それ以上でも以下でもないような気がします。

だけど、面白かった!
(↑自己啓発書にとって最大の褒め言葉)
posted by 山崎 真司 at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発

2013年02月23日

機械との競争



基本的にはよく言われていることがまとまっているという印象です。カーツワイルの未来予測系の本+ワークシフト+かつての超大国アメリカを読んだ後では、想定範囲から出る内容はほとんどない気がします...といっても、タイトル通りの”機械との競争”という論点でまとまっているという点では貴重なのかもしれません。

ちなみに訳者じゃない人の解説が入っていますが、いきなり全否定すぎてウケました。僕はそっち派じゃなくカーツワイル派なので、「ムーアの法則は経験則にすぎない」とかいってこの本を否定するのはいささか無邪気な気がしますが。

あわせて是非読みたい(w  (←あわせなくても!)





posted by 山崎 真司 at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発

2012年10月12日

ひつまぶしとスマホは、同じ原理でできている




知人の著者が書いた3冊めの本です。非常にキャッチーなタイトルですね。私は発売日に速攻で買って、当日読みました。新書なので読みやすいです。あと、この本が著書の3冊めでこなれてきたのか、文章が少しくだけてきた感じがしました。

理央さんの本はこれまでの2冊のテーマは”時間術”だったのですが、今度のテーマは”イノベーション”です。名古屋の様々なモノを軸に、イノベーションについて語っています。イノベーションというと、”イノベーションのジレンマ”のクリステンセンや”経済発展の理論”のシュンペーターが思い出されますが。この本はイノベーションという視点から様々な現象を語るといった、あくまでも初心者向けの新書というものです。興味があればここからそれぞれの本を読むといった感じでしょうか。

理央さんのこれまでの経験から、名古屋の様々なものについて語ってあるので、そこで何か思ったことがあれば該当する専門的な本を読んでいくというように、大きな地図のような本として使っていくのがいいんじゃないでしょうか...
posted by 山崎 真司 at 10:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 自己啓発

2011年08月08日

通勤どこでも仕事術

通勤どこでも仕事術
通勤どこでも仕事術
posted with amazlet at 11.08.08
美崎栄一郎
ぱる出版
売り上げランキング: 19939



昨年あたりはノマド仕事術的な本がいっぱい出ていますが、この本はそのような外で仕事をするというよりも、”家の外かつ会社の外”という、サラリーマンで意外とよくあるニッチ(隙間)の使い方をテーマにした本です。


書いてあることは意外とやってることも多いのですが、ツイッターを使う区間を決めているとか、新聞は二つに裂くと便利とか、非常に細かい小ネタがいっぱい載っています。また、著者の趣味によるのか、”お試し”フォルダーに新しいアプリを入れといて、通勤で片手しかあいてない時に使うといったスマートフォンネタもちょいちょい挟まってます。基本的にはこのようなサラリーマン向けの小ネタ集です。


普段はこの手の本はほとんど読まないのですが、本のニッチ具合がなかなか面白かったです。たしかに、今さら「年収**万稼ぐ仕事術」とか、「早く起きるとハッピーになれる」といった本でなく、”家の外、会社の外”に眼をつけるのはなかなか面白い着想でした。

特に関東圏の場合は、平均通勤時間が長く、また電車事故での遅延なども多いので、こういうニーズもありそうです。
posted by 山崎 真司 at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発

2010年08月08日

トム・ピーターズの経営破壊

トム・ピーターズ著

TBSブリタニカ社 1553円(税別 1995年当時))

初版: 1994年12月








エクセレント・カンパニーで有名なトム・ピーターズの本です。トム・ピーターズといえば、今一部で流行のパーソナル・ブランディング3部作(サラリーマン大逆襲作戦シリーズ)ブランド人になれ!
に代表される著作でも知られます。




以前書いた感想はこちら



いわゆる自己啓発臭い自己啓発書がそれほど好きでもない私ですが、トム・ピーターズだけは別腹なのです。というわけで、こちらの本を久々に読んでみました。



まず読んでみた感想ですが、私のお気に入りのいつものトム・ピーターズ節です。テンションあがりすぎて思わず会社を辞めそうになりそうでした。ヤバイ。ヤバイ。



この本は元々のタイトルは"The TOM PETERS SEMINAR Crazy Time Call for Crazy Organizations"となっており、直訳すると「クレージーな時代が、クレージーな組織を求めている!!」です。



内容は、どうやってワクワクした組織を作るか、どうしてワクワクした組織でないといけないのか、ということを述べています。


・「ディズニーランドの清掃員が掃除でなく、舞台を作っている」ならば、他の会社の他の人が同じように仕事をしていないのはなぜか?

・社内でしか通用しない仕事をもっと素敵に大きくできないのか?

・社外に出ずに、社内にいてどういう付加価値がつけられるのか?

・知識社会や知識資本主義などという言葉を信奉しているならば、知識をより増やすことができることが仕事の中心になっていないのはなぜか?


といった疑問を持っているならば、この本はそこからの必然の帰結の一つだと思います。。

トム・ピーターズの本はその文体ゆえに非常に軽薄な印象がありますが、実はホワイトカラーが行うべき”価値を作る”ことを愚直に行うことの本だと思います。
posted by 山崎 真司 at 07:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発

2010年03月18日

その科学が成功を決める

リチャード・ワイズマン著
文藝春秋 1619円(税別)
初版: 2010年1月

 


心理学者である著者が知人から「心理学的な根拠のある自己啓発の方法はあるのか」と聞かれ、手っ取り早く”自己啓発”を説明するという本です。知人に「1分くらいで」、と言われた著者は”59 seconds”という原題をつけました。

 
この本も”運のいい人、悪い人”と同様に”根拠のある”理論をベースにした自己啓発本です。いや、逆に反自己啓発本と言えるかもしれません。


例えばブレーンストーミングについてです。たしかに一人で考えるよりもブレーンストーミングをした方が良いアイデアがでるのは間違いないです。でも、ある種のプレッシャーと共に各個人がアイデアを出しあった方がより良いアイデアが出るかもしれないという可能性はありそうです。アイデア出しのツールを用意して(例えばかけあわせる、とか足すとかいうカードを配る)、あとで全員のアイデアを足した方がいいというのは、かなりありそうな話です。


また、アクティブリスニングについては、円満な夫婦とアクティブリスニングについては関係がないという研究があります。実際には、適切なだけのデータなのかの検討の余地はありますが。ただし、実際に常識で考えると、アクティブリスニングが現実的な手法なのかという問題があります。たしかに一部のカウンセラーならあるかもしれませんが、現実的な手法としてアクティブリスニングというのはあるのかということがあります。

 


自己啓発好きには超オススメです。絶対にこれがネタ本になった二次創作がいっぱいでると思います。


それにしてもタイトルや表紙が、”その数学が戦略を決める”、”数学で犯罪を解決する”とそっくりなのは残念です。原題の"59 seconds"でよかったのに..

 
 
他の人の感想を読んで:
http://d.hatena.ne.jp/founder/20100210/1265759432
 
本のまとめはここに綺麗にまとまってます:-) こちらを読んでください。
 
ワイズマン面白いっす。ちなみに他に”Qのしっぽはどっち向き?”も面白かったです。
posted by 山崎 真司 at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発

2010年02月09日

運のいい人、悪い人

リチャード・ワイズマン著
角川出版 1400円(税別)
初版: 2004年2月

 


典型的な自己啓発本です。ただし、普通の自己啓発本と違うのは、著者が”ちゃんとした”学者であり、数字からみた論拠のある記述であるという点です。


この本はタイトルの通り、運のいい人、悪い人の特徴をあげています。いわゆる運のいい人は、運がいいことが起こりやすい習慣を持っているし、悪い人はそのような習慣を持っているということです。そのような習慣の存在や、その理由は自明だと思いますが、この本ではそれを”数字”で表現していることが新鮮です。


運のいい人は、以下のような4つの特徴を持っています。

・チャンスを最大限に広げる(例えば、懸賞にたくさん応募している人は懸賞にあたる)
・虫の知らせを聞き逃さない(直感に従い、危険な兆候を逃さない)
・幸運を期待する(未来に幸運を期待しているので、新しい挑戦をしたり努力をする)
・不運を幸運にかえる(不運の中にもいい面をみて、諦めない、より良い方向へ向かう)
論理的にも全く納得ですし、書いているアンケートの結果なども非常に説得力があります。


知人にも、自ら運を引き寄せている人や遠ざけている人がいますが、この本を読むとより強く、その理由が分かりました。

 
さくっと読める本ですし、オススメの一冊です(ただし、自己啓発好きに限る)。
posted by 山崎 真司 at 23:13| Comment(1) | TrackBack(0) | 自己啓発

2009年11月28日

頭がよくなる魔法の速習法

園善博著
中経出版 1300円(税別)
初版: 2009年11月

 
 

 
 
某所で、”速読の手法が分からない”といったことをつぶやいていたら知人が貸してくれました。
 
この手の本はだいたい想定内のことしか書いてないのですが、残念ながらこの本も同様でした。この手の速読本(?)を読むと、当たり前のことが書いてあるか、当たり前でない(私が受け入れ不可能なこと)が書いてあるか、というパターンなのですが、この本のウリは”脳科学・認知心理学に基づいた確かなメソッド”ということもあり、変な点はそれほどありませんでした。


ポイントとしては...スキミング(パラ読み)、ターゲット(目的探し)、トレーシング(通読)の分類といったところと、事前に目的を明確にするといったことでしょうか。これらはある意味読書家にとっては当たり前の点なので、それほど読むところもないでしょうか...


プライミングの拡大解釈は気になりましたし、都度、有名人の本からの引用で自説を強調しているのは鼻につきましたが、基本的に言っていることは非常にまっとうで当たり前のことでしょうか。


やはり、この本も読書量が少ない人向きで読書をある程度している人が読む本ではないということでしょうか。以前、レバレッジリーディングを読んだ時もまったく同じ感想を持ったのですが....

 
ちなみに個人的に興味がある速読法というのは、
・集中が切れそうな時にどのようにするか
・集中をよりするためにどのようにするか
・スキミングをしている際に、思わず読み始めないためにどうするか
といったあたりの、ちょっとしたコツ集みたいなものです。おそらくこれらは、個人個人が持っているもので、汎用的なものではないでしょうが、それなりの量読み込んだ人たちがこういう小ネタを合わせるといろいろあるのではないでしょうか...
 
個人的には立花隆とウンベルト・エーコの対談とかで読んでみたいですけど...
posted by 山崎 真司 at 20:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 自己啓発

2009年04月06日

成功曲線を描こう

石原明著
大和出版 1470円(税込)
初版: 2007年1月(一世出版の旧版は1997年11月初版)

著者である石原明氏のセミナーに参加したので、読んでみました。
基本的には非常にオーソドックスでよくある主張(そしてスポーツ等を本気でやった人は自分で気づきそうなこと)が書かれています。

基本的には達人のサイエンスと同様にプラトー(成長の平衡状態?)の話です。
ただし、達人のサイエンスがスポーツ的な視点で書かれているのと違って、ビジネス的な視点で書かれているのが大きな差異でしょうか。


読んだときのポイントとしては、目標はトップダウンとボトムアップの組み合わせで、といったことで、特にこのバランスが大事です。


また、努力と成果は線形に(=一次関数的に)比例しないので、成果がでないからといって努力を止めないことが大事ということです。

行動をすることで、現実が出てきて、それがスパイラルになっていくというのはある意味では量から質への転換(努力の量が、成功レベルへの質への転換)されていくという弁証論的な、成長観なのかもしれません。


まずは量ということで「ともかくまず一歩」という自己啓発でもなんでもない非常にシンプルなことを、淡々と説いているという本なのかな、と思いました。

posted by 山崎 真司 at 19:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 自己啓発

2009年03月26日

仕事頭がよくなるアウトプット勉強法

増永寛之著
サンマーク出版 1300円(税込)
初版: 2009年3月

人生で初めて献本をいただきました。この本は今、流行ってる”勉強本”といったジャンルでしょうか。アウトプットという言葉を軸にしているところも、よく聞くパターンな気がします...
基本的には、アウトプットを主軸にしたインプット、そしてアウトプット自体(≒仕事術)について書かれています。
ただし、他の勉強本と同様に、多くの内容については多くの(デキるであろう)人達は普通にやっていることがまとまっているという印象があります。


書かれた方はライブレボリューションというモバイル広告屋の社長さんなのですが。
この会社の事例が載っていることが、他の本との違いと言えなくもないです。


読んでいて気になったこと(=ひっかかったこと)としては、まず、

「プライベートの空いた時間でやる」という副業感覚のスキルは、
本気で勉強し、アウトプットの場が多い人のスキルに劣り、
実践では使えないものです。

というところです。もちろん上記の文については完全に同意だし、”本気で勉強し”という一文がレトリックとして効いているとは思うのですが、
一方で、”実践で使う”スキルというのはどういうものだろか、といったことです。

実際にこの本を読んで勉強をする人がいた場合に、何を勉強して、どこに向かうのでしょうか?

たしかにカーネギーの”人を動かす”ならば良い勉強になりそうな気がしますが、
では”道は開ける”は”実践で使う”ものではありませんし、ドラッカーの多くの著作についても同様かと思います。では、アウトプットというのはどこに向かっているのでしょうか?
また、アウトプットの場を求めるということがあるのでしょうか?

もちろん、私のようなコンピュータ屋が危険物取り扱いの資格を取るというのはほとんど意味がないことと思いますが、アウトプットというものに捕らわれるのもどうかとは思いました。
アウトプットの場を求めるという考えはアリかもしれないとは思いましたが。


他には、この本の中で”チームリーディング”(みんなで本を読む?)ということについて述べられていました。ライブレボリューションでは

会社で決めた十二冊の推薦図書を、毎月一冊ずつ、一年をワンクールとして全員が読みます。
翌年はまた最初から同じ本を読んでいきます。

ということだそうです。
これはなかなか興味深いです。
私も読書会をひっそり主催しているのですが、実際にこのように会社で行われているというのはかなり興味深かったです。

また、翌年は最初から同じ本を読むというのは、読書方法としてはよくありますが、読書会(?)としては初耳で興味深いです。


このような勉強本というジャンルの本はあまり読んだことはなく、あまり興味もなかったのですが、エピローグにあった”自分以外の誰かの役に立つように勉強する必要がある”というのはなかなかに素敵な言葉でした。やはり、勉強というのは資格や、自分の仕事だけでない何かに向かってしないと面白くないと思いました。そういう身近なお客さんや社会みたいなものがアウトプットの先なのかもしれませんが...

posted by 山崎 真司 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発