2013年02月05日
ラーメンと愛国
ラーメンを話の縦軸に、戦後の復興、田中角栄、バブル崩壊後の状況と日本の文化を切り取った本です。
愛国という言葉がありますが、ちょっとしたスパイスでしょうか。支那そばと言われていたものが、ラーメンに変わり。中国をイメージさせるなるとや赤に白のドンブリや赤白のノレンは、日本っぽい(気がする)作務衣や和風の俺言葉(あいだみつをみたいなもの。ラーメンポエム)に変わっていきます。
ラーメンの本というよりも、ラーメンから切り取った戦後史(の一つ)といった社会学っぽい本でした。著者の力量か、一気に読まされる良著でした。
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