2012年03月27日

プランB

プランB 破壊的イノベーションの戦略
ジョン・マリンズ ランディ・コミサー
文藝春秋
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タイトルはプランBですが、むしろ「ビジネスモデル入門」といった本です。もちろん、テーマはプランB(代替案)の重要性を書いたものなんですが...意外とビジネスモデルの概説書として優れてます。

ビジョナリーカンパニー2(1だったかも)で触れられているように、企業は意外と思ったとおりに成長しない(起業時と違うところに市場・成長をみつける)のでプランBが大事というは当然のことでしょう。そしてこのプランBが大事ということも、さんざん言われてきたことです。

しかし、この本はプランA→プランBへの移行をビジネスモデルの差異からきちんと語っているのがポイントです。”臨機応変に!”、そりゃそうでしょう、誰もがそう言います。でも、その臨機応変の構造はどういうの?

このプランBは、この問いに答えてくれます。


また、さまざまなビジネスモデルにおいて、売上・利益・キャッシュフローが何なのかということを書いてます。ビジネス書を読んでる人には、それほど目新しくはないかもしれませんが、ビジネス書初心者にはオススメです。特に起業などを考えている人でビジネスモデルというのがよくわかってない人には自分のビジネスを振り返る良い本になっていると思いました。

(そうでない人にはいまいちで、これまであった本のまとめっぽさを感じるかもしれません)


ちなみに著者のランディ・コミサーはスタンフォードの教授ですが、ルーカスアーツの元CEOだったり、クラリスの共同創設者、WebTVやTiVoの起業にも関わったとかなりすごい人でした...アメリカすげー。
posted by 山崎 真司 at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦略論
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