アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
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パウロ コエーリョ
角川書店
売り上げランキング: 545
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8、9年まえに読んだのですが、久々に再読しました。
以前、読んだ時はかなり素敵なお話だったという印象だったのですが、今読むと違和感を感じました...また、以前はキリスト教っぽいと思っていたのですが、読み直すとキリスト教っぽいというよりもニューエイジっぽいなぁと感じました(コエーリョはやっぱりニューエイジのようですね)
内容は、南スペインの羊飼いの少年が、アフリカへ宝探しの旅に出るというものです。そして少年は旅の途中で、商人や錬金術師などと出会います。
この物語は、よくある”往きて帰りし物語”の構造を持ったいかにも寓話っぽいものです。それはいいのですが、そこかしこに見られるニューエイジ臭が鼻についてしまったので、改めて読み返すとイマイチだなー、と感じてしまいました。