2010年12月27日

エンデュアランス号漂流

アルフレッド・ランシング著
新潮文庫 781円(税別)
初版: 2001年7月

2010年のベスト10を書こうと思ったのですが,ベスト10の多くがここにアップをしてませんでした (^^;;

というわけで,第10位の発表です!!





ですが,残念ながら本は友人に貸してしまったので,今回は第9位です.





この本は有名な,イギリスの探検家アーネスト・シャクルトンの南極探検の話で,シャクルトンやその他のメンバーの日記やインタビューから話を構成しています.

「冒険隊の隊員募集。少しばかりの報酬。生命の保証なし。ただし成功の暁には多大の名誉を得る」という広告で募集した乗組員28人を乗せてサウスジョージア島を出たエンデュアランス号は,出港後すぐに氷に閉ざされ漂流します.



その後,船を失いながらも,1年半かけてシャクルトンをリーダーとしてサウスジョージア島に戻るまでの苦難の道のりを語っています.この本ではサウスジョージア島にシャクルトンが戻るまでであり,その後にシャクルトンが救助に向かうという話がありますがそれらの話は割愛されています.


船を失い,限られた食料・物資で太陽すら昇らない南極の厳しい冬を如何に越え,そして生還するかという話で,私には想像もできないような,まさに人間の限界の状況なんでしょうが,最後に全ての人が救われるハッピーエンドを知っている故に読み進めていて心地良いです.

最後のエレファント島から,サウスジョージア島への航海は本ではあまり記載されていませんが,グーグルアースでチェックをすると直線でも1300kmくらいあり,これを小さな船で渡ったというのが信じられないくらいです.

ちなみにグーグルアースには,英語ですが各所にシャクルトンに関するコメントが残っているのでこの本を読んだ後にグーグルアースで各所をチェックするのはおすすめです.
posted by 山崎 真司 at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | その他、一般
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