2010年02月16日

老子

岩波書店: 900円(税別)
初版: 2008年1月 
 


道教(タオイズム)と知られるものです。韓非子や論語は読んだことがあったのですが、老荘は読んだことがないので読んでみました。ちなみに老子は全81章からなっていますが、1章は数行レベルなので、意外とあっさり読めます。解説を除くと20〜30ページ程度の分量でしょうか?


気になるところを何点か書いてみます。口語訳は適当かもしれません。


1章より、
道の道とす可きは、常の道に非ず。名の名とす可きは、常の名に非ず。

 明示できるような道は、本当の道でなく。これですと明示できるような名前は本当の名前ではない。


8章より、
上善は水の若し。水は善く万物を利して争わず、衆人の悪む所に処る、故に道に畿し。

最上の善は水のようなものだ。水はあらゆるものに利しながら争うことなく、衆人が嫌いな低いところにある、だから道に近いのだ。


11章より、
故に有の以て利を為すは、無の以て用を為せばなり。

だから、形あるものは、形が無いところが働きをするためである。


56章より、
知る者は言わず、言う者は知らず。

知者は多くを語らず、多く語る者は知者ではない。


雰囲気が語られているだけですが短い言葉なので、老子の思想が分かります。老荘の思想の解説本といったものもいろいろ出ているでしょうが、読みやすいのでここから入るというのもありかと。

posted by 山崎 真司 at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学、人生論
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