菊澤研宗著
光文社新書 760円
初版: 2009年10月
この本は戦略全般についての本で、ポパーの3つの世界というフレームワークを使って、様々な戦略について述べています。
戦略について、このフレームワークを通して、クラウゼヴィッツとリデルハートの戦略論、そして孫子的な戦略を述べています。
クラウゼヴィッツの絶対戦争は世界1にしか注力しておらず、世界2である感情を考慮していないために、問題があるとしています。この世界1と世界2のギャップが、実際に結果に反映していくとしています。
企業戦略についての分析はおまけ程度で行われていますが、このフレームワークはどこにでも適用できるものです。
「開かれた社会 開かれた宇宙」の書評
http://books.yamazaki-shinji.com/article/23907139.html
「よりよき世界を求めて」の書評は...なかった orz
リデルハートについては「間接的アプローチ戦略」がオススメです。書評は....書いてなかった orz