2009年11月28日

頭がよくなる魔法の速習法

園善博著
中経出版 1300円(税別)
初版: 2009年11月

 
 

 
 
某所で、”速読の手法が分からない”といったことをつぶやいていたら知人が貸してくれました。
 
この手の本はだいたい想定内のことしか書いてないのですが、残念ながらこの本も同様でした。この手の速読本(?)を読むと、当たり前のことが書いてあるか、当たり前でない(私が受け入れ不可能なこと)が書いてあるか、というパターンなのですが、この本のウリは”脳科学・認知心理学に基づいた確かなメソッド”ということもあり、変な点はそれほどありませんでした。


ポイントとしては...スキミング(パラ読み)、ターゲット(目的探し)、トレーシング(通読)の分類といったところと、事前に目的を明確にするといったことでしょうか。これらはある意味読書家にとっては当たり前の点なので、それほど読むところもないでしょうか...


プライミングの拡大解釈は気になりましたし、都度、有名人の本からの引用で自説を強調しているのは鼻につきましたが、基本的に言っていることは非常にまっとうで当たり前のことでしょうか。


やはり、この本も読書量が少ない人向きで読書をある程度している人が読む本ではないということでしょうか。以前、レバレッジリーディングを読んだ時もまったく同じ感想を持ったのですが....

 
ちなみに個人的に興味がある速読法というのは、
・集中が切れそうな時にどのようにするか
・集中をよりするためにどのようにするか
・スキミングをしている際に、思わず読み始めないためにどうするか
といったあたりの、ちょっとしたコツ集みたいなものです。おそらくこれらは、個人個人が持っているもので、汎用的なものではないでしょうが、それなりの量読み込んだ人たちがこういう小ネタを合わせるといろいろあるのではないでしょうか...
 
個人的には立花隆とウンベルト・エーコの対談とかで読んでみたいですけど...
posted by 山崎 真司 at 20:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 自己啓発
この記事へのコメント
早速読んでいただいてありがとう〜。
本の読み方として、普通のことをいかにちゃんとやるか、ってことの再確認本だと思っています。
魔法が載ってなくて申し訳ない(笑)
集中力については、どれだけ必要性を感じているか、という目的意識の問題だけじゃないかな〜。
読書会前の自分の集中力を思うと、そんな気がする。
Posted by SummeryColors at 2009年11月28日 21:58
そうですねー。確認本といったかんじでしょうか。

最初から魔法や銀の銃弾は期待していないのですが、新しい視点がなかったのが残念でした。。

たしかに目的意識はありそうですねー。受験前のテンションの話とかもありましたが...ただ、僕の場合は、目的意識が知それ自体だったりするので、テンションを高く保つのが難しいんですよね〜 >_<)
Posted by 山崎真司 at 2009年11月29日 12:13
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