2009年03月26日

仕事頭がよくなるアウトプット勉強法

増永寛之著
サンマーク出版 1300円(税込)
初版: 2009年3月

人生で初めて献本をいただきました。この本は今、流行ってる”勉強本”といったジャンルでしょうか。アウトプットという言葉を軸にしているところも、よく聞くパターンな気がします...
基本的には、アウトプットを主軸にしたインプット、そしてアウトプット自体(≒仕事術)について書かれています。
ただし、他の勉強本と同様に、多くの内容については多くの(デキるであろう)人達は普通にやっていることがまとまっているという印象があります。


書かれた方はライブレボリューションというモバイル広告屋の社長さんなのですが。
この会社の事例が載っていることが、他の本との違いと言えなくもないです。


読んでいて気になったこと(=ひっかかったこと)としては、まず、

「プライベートの空いた時間でやる」という副業感覚のスキルは、
本気で勉強し、アウトプットの場が多い人のスキルに劣り、
実践では使えないものです。

というところです。もちろん上記の文については完全に同意だし、”本気で勉強し”という一文がレトリックとして効いているとは思うのですが、
一方で、”実践で使う”スキルというのはどういうものだろか、といったことです。

実際にこの本を読んで勉強をする人がいた場合に、何を勉強して、どこに向かうのでしょうか?

たしかにカーネギーの”人を動かす”ならば良い勉強になりそうな気がしますが、
では”道は開ける”は”実践で使う”ものではありませんし、ドラッカーの多くの著作についても同様かと思います。では、アウトプットというのはどこに向かっているのでしょうか?
また、アウトプットの場を求めるということがあるのでしょうか?

もちろん、私のようなコンピュータ屋が危険物取り扱いの資格を取るというのはほとんど意味がないことと思いますが、アウトプットというものに捕らわれるのもどうかとは思いました。
アウトプットの場を求めるという考えはアリかもしれないとは思いましたが。


他には、この本の中で”チームリーディング”(みんなで本を読む?)ということについて述べられていました。ライブレボリューションでは

会社で決めた十二冊の推薦図書を、毎月一冊ずつ、一年をワンクールとして全員が読みます。
翌年はまた最初から同じ本を読んでいきます。

ということだそうです。
これはなかなか興味深いです。
私も読書会をひっそり主催しているのですが、実際にこのように会社で行われているというのはかなり興味深かったです。

また、翌年は最初から同じ本を読むというのは、読書方法としてはよくありますが、読書会(?)としては初耳で興味深いです。


このような勉強本というジャンルの本はあまり読んだことはなく、あまり興味もなかったのですが、エピローグにあった”自分以外の誰かの役に立つように勉強する必要がある”というのはなかなかに素敵な言葉でした。やはり、勉強というのは資格や、自分の仕事だけでない何かに向かってしないと面白くないと思いました。そういう身近なお客さんや社会みたいなものがアウトプットの先なのかもしれませんが...

posted by 山崎 真司 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発
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