2008年04月07日

ストレスフリーの仕事術

デビッド・アレン著
二見書房 1500円(税別)
初版: 2006年6月


内容:
サブタイトルは「仕事と人生をコントロールする52の法則」となっています。著者のデビッド・アレン氏はGTDという仕事術を提唱している方で、この本もGTDの説明本となっています。GTDというのはGetting Things Doneの略です。

これは
1.「やりかけの仕事」を全部書き出す。
2.1で抽出した仕事から、やる仕事を選び出し、とる行動を決める。
3.1→2についての行動を信頼できるシステムで管理して、定期的に見直す。
といった方法です。

ここでのポイントとしては2つあり。まず1つめには、書き出す時に”全部”書き出すことです。この全部がポイントとなります。
2つめには、見直しです。この見直しも1,2時間程度かけてきっちり行うことです。


感想:
基本的には、”頭で覚えておくことを減らす”ことで、仕事に集中できることを目的とした仕事術であるGTDの解説本です。仕事をしている中でも、「細かいことはすぐやる」癖ができてたり、「とりあえずメモする」癖ができてる人はあんまり要らない本かもしれません...

本の形態としてはアレン氏が書いた52のコラムを1冊にまとめたような本といった感じです。GTDというもの自体は非常にシンプルな仕事術ですので、理解自体はすぐできると思います。また、52のコラムといったことで、何かしらの気づきがあるような形態の本になっていると思います。

個人的におっ、と思ったのは、
・GTDといったシステムが必要なのは、このようにすることで緊急でなく重要な仕事を洗い出すため。
・急な空き時間ができた時に、することのリストが必要。
といったところです。


他人の感想を読んで:
http://motofji.tea-nifty.com/books/2006/12/post_5294.html

さて、本書だが、メールマガジンをまとめただけなのか、節のタイトルと内容が一致していない。内容も体系だっていない。欧米のビジネス書にしては珍しい。著者が空手をやっているためか、記述が東洋的だ。
 GTDを理解したい人は、本書の204ページ以後だけ読めば十分だ。

 

全くこの通りです。GTD自体は非常にシンプルなので、それだけでは1冊の本にするほどの内容はありません。そして、内容がバラバラなのも同意です。
読みながら「海外のビジネス書って、東洋の武術をやっている著者多いなー」とは思ってましたが、東洋的とは気づきませんでした。


http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004530.html

同じように、「やるべきこと」のリマインダーが行き当たりばったりのいい加減なものであれば(パソコンにポストイットを貼り付けたり、机に伝言メモを置いたり、椅子にメモを貼り付けたり)、忙しさにかまけて、ついついいちばん簡単なことにとびつき、忙しいふりを続けることになる。
 

忙しいふり....よく見ます。そしてよくやります。気をつけます。そうですよね。
 
このような忙しいフリの排除という視点は持ってませんでした(読んでてもスルーしてました)。あと、まだ忙しいフリをしてしまってます。まだまだGTDが身についていないようです。


http://blog.busondera.com/?eid=410965

あくまでも参考書で、各自の仕事に対して万能かつ魔法の本では決してなく、具体的ハウツー本ではないでしょう。むしろ概念的、哲学的で、ある意味抽象的とも言えますが、仕事を片付けるという考え方のヒントを知るという点でとても有意義な本だと思います。値段も手頃です。
 
僕は逆に、具体的な本で、比較的魔法の本と思いながら読んでました。(狼男を倒せる)銀の銃弾はみんな持ってるのに使ってないのではないか、というのがぼくの思想です。それよりも、ともかく”ヒントを知る”ということで有意義な本というのはとても同感です。


 

posted by 山崎 真司 at 21:19| Comment(0) | TrackBack(1) | 自己啓発
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Excerpt: ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則(2006/05)デビッド アレン商品詳細を見るGTDという仕事管理の手法に非常に興...
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Tracked: 2008-05-23 07:10