デビッド・アレン著
二見書房 1500円(税別)
初版: 2006年6月
内容:
サブタイトルは「仕事と人生をコントロールする52の法則」となっています。著者のデビッド・アレン氏はGTDという仕事術を提唱している方で、この本もGTDの説明本となっています。GTDというのはGetting Things Doneの略です。
これは
1.「やりかけの仕事」を全部書き出す。
2.1で抽出した仕事から、やる仕事を選び出し、とる行動を決める。
3.1→2についての行動を信頼できるシステムで管理して、定期的に見直す。
といった方法です。
2つめには、見直しです。この見直しも1,2時間程度かけてきっちり行うことです。
感想:
基本的には、”頭で覚えておくことを減らす”ことで、仕事に集中できることを目的とした仕事術であるGTDの解説本です。仕事をしている中でも、「細かいことはすぐやる」癖ができてたり、「とりあえずメモする」癖ができてる人はあんまり要らない本かもしれません...
個人的におっ、と思ったのは、
・GTDといったシステムが必要なのは、このようにすることで緊急でなく重要な仕事を洗い出すため。
・急な空き時間ができた時に、することのリストが必要。
といったところです。
他人の感想を読んで:
http://motofji.tea-nifty.com/books/2006/12/post_5294.html
さて、本書だが、メールマガジンをまとめただけなのか、節のタイトルと内容が一致していない。内容も体系だっていない。欧米のビジネス書にしては珍しい。著者が空手をやっているためか、記述が東洋的だ。
GTDを理解したい人は、本書の204ページ以後だけ読めば十分だ。
全くこの通りです。GTD自体は非常にシンプルなので、それだけでは1冊の本にするほどの内容はありません。そして、内容がバラバラなのも同意です。
読みながら「海外のビジネス書って、東洋の武術をやっている著者多いなー」とは思ってましたが、東洋的とは気づきませんでした。
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004530.html
忙しいふり....よく見ます。そしてよくやります。気をつけます。そうですよね。
このような忙しいフリの排除という視点は持ってませんでした(読んでてもスルーしてました)。あと、まだ忙しいフリをしてしまってます。まだまだGTDが身についていないようです。
http://blog.busondera.com/?eid=410965
僕は逆に、具体的な本で、比較的魔法の本と思いながら読んでました。(狼男を倒せる)銀の銃弾はみんな持ってるのに使ってないのではないか、というのがぼくの思想です。それよりも、ともかく”ヒントを知る”ということで有意義な本というのはとても同感です。
