真壁 昭夫著
講談社現代新書
初版: 2003年2月
内容:
”行動ファイナンス理論”と呼ばれる、心理学の成果を経済学に応用したファイナンス理論の入門書です。
・「人間は合理的な判断するわけではない」ということを分析し、「利益を得る時はリスク回避的で、損失を回避する際にはリスクを好む」というような、ノーベル経済学賞を受賞したカーネマン教授の提唱する”プロスペクト理論”について。
・アノマリ(例外)を使用した株式投資の戦略。
といったことを述べています。
感想:
”行動ファイナンス理論”というのは概要は聞いたことあったのですが、少しイメージがクリアになりました。
読んでて分かったことは
・従来の経済学は、原則から現象を説明していたが、行動ファイナンス理論では現象から原則を探り出している(←ただし、これは行動ファイナンス理論についての本の記述なので、たぶん言いすぎ)
・自分自身が様々なところで、心理的なバイアスがかかっている。
他人の書評を読んで:
筆者は投資を実践するように進めていますが、マネーマーケットに関係なく心理学の本として読んでもおもしろい一冊で、お薦めできますが、“最強のファイナンス理論”という題名はかなりずれがあるかなと(笑)…。
この方の書評では『天才数学者、株にハマる』についても書いており(私も既読です)、この感想も同じです。つまりは、(著者の意図に反してか?)どちらかというと経済学というよりも心理学に興味が出てしまった、と。
http://quai62.blog15.fc2.com/blog-entry-172.html
ごめんなさい。この方は書評があっさりしてたのですが、下の部分でひっかかりました。とりあえず、JMMというのを登録してみます:-)