2013年01月10日

2012年のベスト10(10〜4位)


もう年があけてだいぶ経ちますが、昨年読んだ本からベスト10を挙げてみます。といっても今回は4位から10位です。なにげにブログに書いたのが半分くらいですが^^;;

4.自己愛過剰社会



今年読んだ心理学系の本の中で最も面白かったのがコレです。あれ?心理学かな?
自尊心が大事というのが声高に叫ばれている中で、自尊心(セルフ・エスティーム)だけでなく自己愛(ナルシシズム)まで激しく向上させてしまっている現代への警鐘でもあります。
先日、ショッピングセンターの子供服屋さんで、小学生くらいの子どもたちが化粧をしてもらって、プロっぽい感じのカメラマンにモデルさながらに写真を撮ってもらっていたのを見たのですが。たくさんの大人にかしずかれて、あたかもお姫様といった感じなのは、親としては気分がいいのか苦々しいのか...
この本はアメリカをテーマにした本ですが、この自己愛を助長するのはほぼほぼ日本でも当てはまるでしょう。ここまではひどくないと思いますが...


5.ワーク・シフト


サラリーマンの人が読んでおいた方がいい本という点では第1位の本です。2025年の働き方といった本です。おっと、わずか13年後ですね。そんなに先について書かれた本であありません。
グローバル化やコンピュータの性能アップというものが多くに影響を与えています。それでは、あなたの仕事は10年後もありますか?

賛否両論ある本ですが、ここから考えてみるというのはオススメです。


6.消費社会の神話と構造


原著は約40年前の本ですが、様々な消費活動を考える補助線に最適です。これを読むとあらゆるものが消費行動という檻の中に捉えられてしまっているということが分かるのではないでしょうか?
ヴェブレンは「有閑階級の理論」で「顕示的消費」という言葉でいわゆる記号的消費(機能でなく、相手にみせつけるような消費。例えばシャネルのスーツとか!)について書いていますが、この本はさらに広く、私たちのほとんどのことが消費活動であるということを見抜いています。これは売り手視点でも買い手視点でも読める本ですが、どちらにしても多くの示唆を与えてくれるでしょう。


7.リーン・スタートアップ


タイトルからは、リーン生産方式のような本をイメージしますが、むしろソフト開発手法であるアジャイル開発に近いイメージでしょうか。最近は、大きな一つの市場というよりも、小さくて変化しやすい市場で戦うというイメージがあります。昔のような、3年計画5年計画と大戦略を決めて粛々とこなしていく、というよりも市場に上手く合わせながら絶えず計画を微調整していくという方がうまくいくようになってきました。本書ではそのような企業の進め方について書いてあります。
企業経営も、ファイブフォース分析とかリソース・ベースト・ビューとかそういう話でなく、いかに小さくPDCAを回すかということに尽きるというのが面白いですね。


8.地球の論点


以前こちらに感想を書きました。


9.メイカーズ


以前こちらに感想を書きました。


10.ダメなものはタメになる


以前こちらに感想を書きました。



どの本も面白いので是非読んでみて下さい!

ちなみに3〜1位はこちら



なお、2012年に読んで面白かった10冊というのをKo's styleさんがまとめています。
こちらの記事の下に他の方の10冊もまとまっていますので、ご確認してみてはいかがでしょうか?
posted by 山崎 真司 at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | その他、一般