電撃文庫
初版: 1998年2月
知人に勧められて読んでみました。読む前は口ぶりからメタフィクションっぽいものを想像いていたのですが。実際には、そうではないです。
ジャンルとしては、”少し不思議”系のSFでしょうか。ライトSF?
以下ネタバレっぽくなるかもしれません。
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ポイントは各章ごとに視点が移動することでしょうか。1つの事件を複数の視点から捉えていって、エンディン
スクリューの羽根をイメージしてもらって、それぞれ外から中にねじれながら(そして他の羽根とからまりながら)進んでいく。
ただし、どの羽根も中心まではいかない、といった感じです。1章ごとのが、この羽根になっていてストーリーが進み、最後の1枚の羽根になるとスクリュー(=ストーリー)の全体を現すといった構造でしょうか。
ちなみに、この本を薦めてくれた人は、本を”ビジュアル的にイメージして読んでいく”タイプの人ということでしたが、私は全くそういうタイプではありません(うすうす気づいてましたが)。
私もそうなのですが、私の知人(最も仲の良い人の一人)で多読家の人(大学の先輩?向こうが中学時代から知ってますが)も、読んだ後の小説の筋とかを相当忘れてる派なのです。
二人とも、ビジュアルイメージをきっちり持ちながら読むか、抽象的なもの(それはそういうもの)として読むかの違いなのかもしれないなー、と少し思いました。
