中村好寿著
東洋経済新報社 1800円(税別)
初版:2006年6月
OODAというのは、行動を決める際に
Observation 観察 1つを取る
Orient 判断 深く考える(行動した際のイメージをする)
Direct 決定 決める
Act 行動 動く
この背景としてはボイド氏は意思決定のスピードを高めることで、奇襲やより機動的な攻撃をしかけられるということとなっています。このあたりはクラウゼヴィッツが基本的に奇襲は有効でないと考えているのに対して、むしろ兵は詭道なりといった孫子や、総力戦でなく機動戦で相手の戦意を奪おうとしたリデルハートの影響を受けているのでしょうか?
さて、この本のサブタイトルにタイトル”ビジネスに活かす!”とありますが、このような思考スタイルは、会議や交渉事には使えます。要は”選択肢の絶対的な正しさじゃなくて、手段にこだわる”といったところでしょうか?思考時間に制限がある場合は、普段からこのように行っている人もいると思いますが、それを形式化しているところがポイントでしょうか。
他人の書評を読んで:
ごめんなさい、こちらのページは書評ではないです。この本と内田 和成氏の”仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法”を合わせてスピードを上げることを述べています。
仮説を活用して様々な検討を行うことは、課題解決、問題の明確化、戦略の立案など、プラニングだけでなく様々な局面での思考のスピードを上げることができます。
とありますが、課題解決や問題の明確化にOODAを使うというのはあると思いますが、戦略の立案ではあまりOODAループが重要ではないと考えていました。実際のところはどうなんでしょうか?
たしかに実社会では、ある基準の下に最適な選択肢というものが本当に最適なのかというとそうでもないことが多いです。それならば、OODAループを使うという考え方もあります。
一方でいわゆる”議論を尽くす”ことの方が戦略の立案では大事じゃないかな、と考えるのですが。そもそも、どのような戦略を考えるのか、といったことを明確にしないとどちらがいいとは言えないですね。
